動物用マイクロCTテクニカルセミナー(4/12火17時)
日程 | 2016年4月12日(火)17:00~17:45 |
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会場 | 生医研本館1F 会議室 |
内容 | 演者:小森 研治 氏 所属:株式会社東陽テクニカ タイトル:「動物用マイクロCTの紹介と使用例」 近年、動物用のCTスキャンが革新的な進歩を遂げています。 最新鋭機は解像度が9 マイクロメートル(臓器なら0.7 マイクロメートル)で、解析能力が以前に比べて格段に高まっています。 例えば硬組織なら骨梁が一本ずつ鮮明に描出でき、肺なら肺胞レベルで3次元構築が可能です。 また脂肪の容積などはCTで簡単に評価が可能できるので代謝疾患の研究にも最適です。 さらに造影剤を使用することによって、種々の臓器の構造や、腫瘍の転移なども定量的に評価することができます。 これらを生きたままの実験動物で行えることは、経時観察にとって非常に強力なツールとなるでしょう。 今回は、Bruker社製(取扱店:株式会社東陽テクニカ)マイクロCTに関しまして、ラットやマウスの生きたまま観察可能なSkyScan1176の特徴を、作例を交えてご紹介いただきます。 私も画像を見て、その解像力の高さと、広汎な応用例に正直驚きました。 ご興味のある方は是非お越し下さい。 世話人:生医研・分子医科学 中山 敬一(内線6815) |